兵庫県立美術館は無料でも楽しめる

安藤作品中最大の美術館と言われる建物

今回は、ポートアイランドの訪問ということで、ポートアイランドからはタクシーで約10分くらいと近いので、安藤忠雄のギャラリー展示も見れて、安藤忠雄の美術館の作品中、規模的に最大と言われる兵庫県立美術館を見てきました。

時間の関係で、美術館の展示物を見たのは常設で無料の安藤忠雄の「ando gallery」のみ、今回は、むしろ安藤作品として、この美術館の建物全体をゆっくり見学してきましたが、これだと全部無料なんですね、太っ腹な兵庫県、ありがとうございました。(申し訳ないので、ランチだけ併設のレストランで頂きましたが。)

まずは、冒頭のご紹介は建物でなく、「青りんご」のオブジェです。
兵庫県立美術館と言えば、この青いリンゴのオブジェが有名で観光客の撮影スポットにもなっています。ビートルズやアップル社とは関係ない、安藤忠雄が寄贈したもので、米国の詩人・サムエル・ウルマンの詩「青春」をモチーフにして、安藤忠雄がデザインした「青春のシンボル」のオブジェなんだそうです。安藤さんは、こういうのもデザインされるんですね。
安藤忠雄の独特の建物をバックに青りんごを撮影すると、なかなかシュールで、現代アート作家の絵のような写真が撮影できます。

ここは是非、撮影してみたかった場所なので最初に行きましたが、観光客がひっきりなしに撮影していて、無人の状態で撮影するには人がいなくなる合間を待つ必要があります。けっこう海外の人も撮影していましたね。

建物とその周辺の屋外パブリックアート、ANDO GALLERYを見るだけでも、見ごたえは十分でしたが、これだけなら無料ですから「行かなきゃ損」って感じです。時間が無くて、無料のところだけ楽しんでゴメンなさい。

無人に見えますが、実はなかなか人が絶えない人気スポットなので、りんごに人が隠れた瞬間をパチリ!

兵庫県立美術館への交通アクセス

少し控えめな美術館公式サイトを応援

兵庫県立美術館の公式サイトを見てみたところ、少し控えめなページがあります。
それがこちらの「建築スポット」のページ。
https://www.artm.pref.hyogo.jp/access/archtect/gallery/index.html
ウーン、ポップアップで拡大される写真もあるものの、もう少しドーンと大きいビジュアルで見せる迫力ある写真を掲載した方がいい気がするのですが…実物を見て感動してもらうために、敢えて控えめな写真にされてるんですかね?

そういう人もおられるかもですが、私の経験則では、実物以上に綺麗すぎても確かに現地でがっかりされるので、ほどほどの写真がいいのですが、このように実物が迫力あってカッコいい場合、あまり気にせずに写真もドーンとカッコよくする方が観光客も増えると思いますが、いかがでしょうか?

もちろん、ネットには多くの方がカッコいい写真をたくさんアップされてますので、公式サイトの写真のクオリティは特に影響はないかもでが、まあ、それでも公式サイトだけ見る方もおられるかもです。

暮らしとデザインの専門サイト「ハッシュカーサ」のようなサイトは、さすがにプロカメラマンの撮影なんでしょか、とてもカッコいい写真をみることができますが、私の方でも、勝手に応援しようと思い、試しに兵庫県立美術館の建築スポットをフォトギャラリーにしてみました。建物に関してはハッシュカーサに詳しい解説がありますので、私の方では撮影スポットの写真のみのご紹介です。

なお、訪問した際に安藤ギャラリーの入り口に安藤忠雄の講演会のポスターがありましたが、満員御礼で受付終了でした。まだまだお元気でご活躍のようで安心しました。(2024年4月)

「ANDO GALLERY」では安藤忠雄の講演会も

兵庫県立美術館の撮影スポット

兵庫県立美術館の撮影スポットのフォトギャラリーです。